Kotonoha

物語の始まりはいつも知らなくて こわくて
芽生えた気持ちにさえ気づけないまま
誰かが辿ったレールを繰り返しなぞるみたいな
ありふれた結末を変えられるのなら

取るに足らない日々なんて 受け流してしまおう
後悔だけはもうしたくはないから 自分の足で一歩を踏み出そう

言の葉 紡いで 零れ落ちたら
桜吹雪のように舞い散る
私の名前を呼んでくれたら
少し近づける気がするよ

降り注いだ花びらが幾重にも覆い隠した
二人の距離 どれだけ かけ離れても

あるがまま私の心 受け入れてほしいよ
それ以上何も望まないんだ 自分の代わりは他にいないから

言の葉 紡いで 零れ落ちたら
桜吹雪のように舞い散る
儚い刹那の思いを乗せて
君に届けたい伝えたい

ここにいるよ 私いつも
君は一人じゃないよ
ずっとそばにいてあげられるなら
手を離さないでいよう

言の葉 紡いで 零れ落ちたら
桜吹雪のように舞い散る
心許ない明日への道も
君となら歩いて行けるよ

言の葉 紡いで 零れ落ちたら
桜吹雪のように舞い散る
私の名前を呼んでくれたら
少し近づける気がするよ